こんなもの、あったのか

普段は車で出歩くことが多く、街の景色はすっ飛ばしてしまいがち。久々にぶらぶら歩いて見ると、車で走っている時には目にも留まらなかったような、「こんなもの、あったのか」と思えるものに出会えます。

今日もポケットにはSONY RX100M7。24-70mm、70-200mmという、いわゆる「大三元レンズ」のうちの二つの焦点距離をカバーするこのカメラがあれば、スナップはほぼ問題なく撮れますね(腕はもっと磨かなくてはなりませんが…機材はこれで十分かなと)。

通りを挟んで、お店の看板を中望遠スナップ

タバコ屋さんというものがまだ現役で存在しているのか、という驚きがまずひとつ。そして、たまたま休業日でシャッターを下ろしたところにタバコ屋さんらしいアートが隠れていたことにもうひとつの驚きが。

SONY RX100M7 105mm F8.0 1/160s ISO100

ご主人が描いたスプレーアートでしょうか。ちゃんと構図もしっかり考えられていますね。趣のあるタッチも印象的です。僕はタバコは吸いませんが、こういうお店は嫌いではないです。

片側二車線の広い通りを挟んでの一枚。店の目の前でこの絵を撮ろうとすると、かなりの超広角レンズが必要になりますので、道路を挟むことに。200mmの画角までズームできるRX100M7なら、こういった撮り方が簡単にできるのがいいですね。これは105mm相当でした。

のっぽのラジオアンテナを見上げて一枚

近所にある公共放送のラジオ塔。車で横を通る時はあまり気にしなかったのですが、真下を徒歩で通ると、その高さに驚かされます。

赤白の航空標識のペイントは7等配、つまり上から下まで同じ幅で塗られるはずなのですが、写真では上に行けば行くほど塗装の狭くなっています。24mmの広角で撮ると、かなりパースが強調されるのがわかりますね。

SONY RX100M7 24mm F8.0 1/400s ISO100

ただ、元々が細いアンテナなので、根本を太く、先端を細く表現しきれなかったのが残念。「塗装が7等配である」ということを知らなければ、あまりパースに気が留まらない一枚とも言えます…

そのほか、左右に張られたワイヤーも印象的。こんなもので高い高いアンテナが倒れずに支えられていると思うと不思議です。

体操教室?の前にあったビンテージ看板とレトロな照明

「あっ、リーバイス!」と目に留まった一枚の看板。上に取り付けられているレトロな照明も印象的。

ビンテージジーンズが好き(高くて買えはしない)な僕としては、ちょっとお店の中身も覗いてみたい…と思ったら、そのすぐ横には「バク転教えます!」ののぼりが???どうも、古着屋さんはもう辞めてしまって、体操教室を営んでいるようでした。

SONY RX100M7 24mm F8.0 1/50 ISO200

本当は、ビンテージな看板と「バク転教えます!」の対比を撮りたかったのですが、生徒さんが写ってしまうので今回は断念。機会をとらえてまた挑戦したいと思います。

スピードを落として街を眺めると、「こんなもの、あったのか」と思えるような光景に出会うチャンスがゴロゴロと。まだ寒い季節ではありますが、ゆっくり歩いて見るのも悪くはないですね。

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ちゃんゆ
写真歴は10年以上ありますが、なかなか上達しておりません。 最近、機動力を重視して一眼レフから高級コンデジに乗り換えました。